
<編集者から> 当社では、いもと先生の絵本は6冊ほど発刊していますが、シリーズとして発刊したことはありませんでした。 「いつか、いもと先生のシリーズを……」 その思いを胸に、数年前から先生に相談に乗っていただき、何度も打合せを重ねて、やっと実現した「いもとようこの絵本」シリーズ。 7月の上旬。先生が、当社まで原画を持ってきてくださり、社員たちの前で、この絵本の読み聞かせをしてくださいました。 溌剌とした先生の声が、私たちの心にまっすぐに届き、参加させていただいた社員みんなが大感動した、素敵な読み聞かせ会でした。 大人が大人に読み聞かせ?――読み聞かせに、ルールはありません。 言葉が心に沁み入る、とっても豊かな時間が過ごせますよ。 そして、ぜひ、自分が自分として生まれたことへの感謝の気持ちに包まれてみてください。


第1巻 「ぼくがおおきくなったら」 大きくなったら親のようになりたいと自慢する森の動物たち。でも、子ぎつねたちはみんなのような自慢ができません。ぼくが大きくなったら? 「家族愛」を描く絵本。
第2巻 「おばあちゃんのたんじょうび」 きょうは、おばあちゃんの誕生日。ママが焼いたクッキーを、ミミーが届けることになりました。でも途中「分けてくれない?」と声をかけられて・・・・・。相手を思いやるやさしさを描いた絵本。
第3巻 「ダメ!」 大好きなプリンを、くまくんに食べられてしまった、りすくん。「ダメ!」と言えない自分が悔しくて...。勇気を描いた絵本。
第4巻 「ゆうきをだして!」 大きくなるって、こわいこと? 一歩を踏み出す勇気と周囲の応援が、心も体も大きく成長させることを教えてくれる絵本。
第5巻 「あさです!」 お当番さんが休みの日、だれも開けなかった窓を率先して開けてくれた先生を見て、子どもたちは...。やさしさと信頼が子どもの気づきを芽生えさせることを教えてくれる絵本。
第6巻 「ひまわりさん」 こねこのミャーとミューが一生懸命育てたひまわりを見ると、みんなおひさまみたいな笑顔に。精一杯生きることの素晴らしさ、感謝することの大切さを伝えてくれる絵本。
第7巻 「えんそく」 楽しみだった遠足に行けなくて、ふとんをかぶって泣いていたきつねのコンタに、うさぎのぴょんこちゃんが、素敵なおみやげを持ってきてくれて……。「友だち」の持つ力。友情の大事さを実感できる絵本。
第8巻 「おてがみでーす!」 風で飛ばされてしまった大切なお手紙を探し出したきつねくんたち。お手紙を受け取ったもぐらさんやくまさんの喜びの表情を見て……。忘れていた大切な人への気持ちを思い出させてくれる絵本。
第9巻 「ゆきのひ」 りすくんは、雪合戦が大得意。でも、きつねくんが投げた球が顔にあたって泣き出してしまい……。きつねくんがつくった素敵な仲直りのきっかけとは? 素直にあやまることの大切さを教えてくれる絵本。
第10巻 「おめでとう!」 明日が、おひさまようちえんの創立記念日だと知った動物の子どもたち。幼稚園が喜ぶプレゼントは何だろう?真剣に相手を思う優しい気持ちの大切さを教えてくれる、シリーズ最終巻。

いもとようこさんの絵本は,可愛らしいイラストに温かいお話で,小さい子の読み聞かせにぴったりですね。
我が家の子供も幼児期によく読みました。
幼児期の子なら男女関係なく喜ばれそう。
長く読んでもらうなら出産祝いにもよさそうなセットに思いました。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子7歳)
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