はじめてのクリスマス(偕成社)
人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本
世界の国からいただきます!(徳間書店)
世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!
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10件見つかりました
「ないしょのおともだち」「ないしょのかくれんぼ」などを持っていて、バーバラマクリントックさんの描くイラストが好きなのもあって、この絵本にたどり着きました。 イラストはもちろん素敵ですが!お話もとってもよかったです。 家族の歴史とそれと共に生きていく物。 これは捨てられない!! こうやって形を変えながらも大切にしていくことに感動を覚えました。 色々無駄にしている我が生活にも反省します。 おじいちゃんの仕立て屋さんという仕事も素敵ですね。 我が家の子供は小学校中学年で、もう絵本より児童書?という年齢かもですが、この絵本は小さなお子さんから大人まで読めるよい絵本だなと感じました!!
投稿日:2019/11/26
おじいちゃんのお気に入りもコートとともに、おじいちゃんの人生がわかりました。「おばあちゃんと出会ったことが人生で、一番いい日」と表現しているのが素晴らしいなあと思いました。結婚式に着ていったコートが、おじいちゃんのお気に入りで、よれよれになったから、上着になって、ベストになって、ネクタイになって、孫の玩具になって、ねずみの住みかになり、最後には影も形もなくなって、残ったのが、このお話だけというのもとても素敵でした。そこまでできないですが、物を大切にしたいと思いました。裏表紙の「おじいちゃんのコートのクッキー」のレシピも面白いと思いました。
投稿日:2018/07/01
確かにね、古くなったら捨てればいいとか、ときめかない物は捨てればいいとか、断捨離とか言うけれども、本当に大事な事ってこういう事じゃないの?と思いながら読みました。何一つ無駄にしないおじいちゃんの姿勢に頭が上がりません。素晴らしい。
投稿日:2018/03/29
アメリカへ移り住んだ若き日の「おじいちゃん」の人生を描いた作品です。洋服の仕立て屋さんとして働き、結婚し、子供が生まれて、そしてその子供も成長して結婚して、孫が生まれます。その様子をまるでアルバムを見ているように、読みすすむことができます。アニメや映画などで目にしたことのあるような、アメリカの古きよき家庭の温かさを感じることができます。そして、おじいちゃんはすごい働き者だと感じました。 「ヨセフのだいじなコート」にとても似ていて思い出しました。 コートを大事に大事に着て、別のものに生まれ変わらせるところが何よりも、面白いです。次はどんなものになるのか、ページをめくるのが楽しいです。物を大切にしようと思わせてくれるお話です。
投稿日:2017/03/03
イディッシュ語の民謡「ぼくはすてきなコートをもっていた」を基にした作品。 同様に、違う作家さんが『おじいさんならできる』、『ヨセフのだいじなコート』で描いていますが、 また違った味わいです。 孫娘による、おじいちゃんのエピソード。 おじいちゃんは、成人してすぐアメリカ移民となり、仕立て屋になるのですね。 おばあちゃんとの結婚の時仕立てたのが、最初のコート。 それを大切に着ていましたが、ボロボロになったので上着に仕立て、 またボロボロになったのでベストに、と、 ずっと続くリサイクル! もちろん、素敵な結末は変わりません。 注目は、時の流れが、この家族の歴史でもあること。 娘の成長、結婚、孫娘の誕生、そして・・・。 詳細は少しずつ違いますが、鮮やかなラストがやはりいいですね。 特に、この作品の語りかけは最高です!! まさに語りの原点です。 アメリカ移民の生活ぶりもそこここに感じ取れると思います。
投稿日:2016/08/20
東ヨーロッパからアメリカに、単身で移住してきた若者の人生と、人生を共にしたコートのお話です。 そこで仕立屋となった若者は、コツコツと働くところで、運命の出会いがありました。 故意をして結婚し、子どもが生まれ、孫ができました。 孫娘から見たおじいちゃんの人生が、おじいちゃんの仕立てた一着のコートとともに語られます。 イディッシュ語の民謡をベースにしているということなので、どことなく音楽的な物語の流れに、しみじみとしたものがあります 繰り返し着ていることで傷んできたコートは、人生の様々な節目で、上着に仕立て直され、チョッキに姿を変え、これ以上どうにもできないところで、孫娘は母親になりました。 4世代に渡るファミリー・ヒストリーをともにしたコートの変様には、何とも味わい深いものがありました。 自分の大切にしてきたものを、作り直して自分とともにいる。 素晴らしいことです。 変わっていく姿に面白味もあるけれど、なんだかしみじみとしてきました。 おじいさんが、若者から次第に老いていく姿にも、充実感があります。 「おじいさんならできる」という絵本との共通点も多いので、読み比べるのも味わい方の一つかも知れません。
投稿日:2016/01/19
あとがきによると、このお話はイディッシュ語の民謡「ぼくはすてきなコートを持っていた」を基にしたおはなしだそうです。 作者の事務・英るずわーすの作品ははじめて読みましたが、絵を担当されたバーバラ・マクリントックさんの作品はとても好きで、「ないしょのおともだち」と「シモンのおとしもの」は持っています。 繊細なタッチで、1つ1つの描写にいろいろな気遣いが見られる彼女の絵は見ごたえがありますし、見るたびに新たな発見があります。 今回は“おじいちゃん”が若い頃自分で作ったお気に入りのコートがだんだん小さく変化していくお話ですが、それに伴い、彼自身の容姿や家族、街の様子や服装などもその時代時代に合ったものに変化していくさまが丁寧に描かれています。 特に若者だった“おじいちゃん”が語り手である孫の息子(ひ孫)の相手をする頃には、すっかり“おじいちゃん”らしい“おじいちゃん”になっているから不思議です。 世代の移り変わり、時間の流れが読み手に自然に伝わってきます。 よい作品です。 小学校の高学年くらいから、中学生、高校生、そして、むかし若者だったおじいちゃんおばあちゃんにもおすすめです。
投稿日:2016/01/08
物を大切にするって素晴らしい。 おじいちゃんが大切にしていたコートがベストに、そしてネクタイ、そして…と変化していく様子は物資のあふれている現代ではなかなかないので興味深かったです。 コートを通じておじいちゃんの幸せな人生が語られていく。メッセージ性も強く、家族のあったかさも感じられる素敵な絵本です。
投稿日:2015/12/29
図書館の新刊コーナーで見つけました。 仕立て屋のおじいさんが、昔、自分の結婚式のためにつくったお気に入りのコート。大事に大事に着たそのコートは、ベストになり、ネクタイになり、おもちゃになって・・・ページをめくるたびに、コートは小さくなっていきますが、その分、家族の歴史が積み重なっています。 『ヨセフのだいじなコート』という絵本を読んだことがありますが、同じ民謡が元になっていたんですね。 心が豊かになる素敵なおはなしでした。
投稿日:2015/12/14
「ヨセフのだいじなコート」(フレーベル館)を思い出しました。 巻末を読むとやはり出典は、イディッシュ(Yiddish=アシュケナージ系ユダヤ)語の「オーバーコートをもっていた(I had a little Overcoat)」という歌をベースに作った作品だそうです。 こちらの作品は、少年から青年になりたての若者が、希望に満ちて海を渡り、アメリカ移民として、たくましく生きた人生を生き生きと描いています。 移民たちが、よく働き、節約し物を大切にし、そのおかげで新しい生活を築きあげることができた歴史が見えます。 仕立て屋になった青年が、自分の結婚式のため縫ったコートを上着に、上着をベストに、さらには娘そして孫娘のの結婚式に締めるネクタイに、最後にはひ孫の……という風に、彼の人生と共に生き続けたコートのお話です。 断捨離に励んでいる私ですが、残りの人生は多くを持たず大切に”を心掛けています。 手元に残っているものは、思い出深いもの・質の良いものです。 リフォーム・リペア、そして最近よく耳にする4R(リヒューズ・リデュース・リユース・リサイクル)は、未来の子どもたちへ大切な地球環境(資源)を渡せるようにとの現代の取り組みにピッタリな作品だと思います。
投稿日:2015/12/23
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