「ベルとブゥ すてきな たんじょうび」 みんなの声

　正方形ふたつ、横に広げた窓のむこうに、
やさしい絵、のどかで、ゆっくりした時間が流れて、
どこまでも穏やかなベルとブゥ二人だけの世界が見えます。
誕生日のワクワクって、世界共通なんでしょうね。
　ツリーハウスにはびっくりしたけど、夢いっぱいでいいなあ。
昔々子どもの頃の、土と木の葉のにおいを思い出しました。
マンディさんの、絵のリズムが、とても心地いい。
すてきな絵本を、ありがとうございました。感謝。

前頁試し読みで読みました。今年から小学部になった孫は、学校で誕生ケーキを自分たちで製作してろうそくを立ててお祝いするのが、大好きになったので、初めてお店やさんで今年は誕生ケーキを購入しました。そんな訳で、ベルがケーキを作る場面がすごく気に入りました。テンションがあがってとても嬉しがりました。ブゥの為に手作りでお誕生パーティを開く準備をするのがいいなあって思いました。いつも一緒で仲良しの二人が素敵でした。

だれかのための誕生日お祝いの準備をするベルとブゥ。
いったい誰の誕生日なんだろう？
ベルの母親とかはたまた読者？と思いつつ読んでいくと…。
大好きな人が自分の誕生日を祝ってくれるというのはうれしいものです。そしてお祝いする側も実はうれしいものですよね。

　女子の「カワイイ」好きは、どこでも同じなんだなと思いました。
　やさしい色あいで描かれた絵は、こまかいところまで「カワイイ」がいっぱいです。かごバックにお花を摘んいるベルがいいですね。

　「ぎゅって気持ちがきらきら」なんていうベルとブゥの会話もほほえましいなと思いました。
　最初のページの、自分の名前を書くところも楽しいです。

　すみずみまでこだわりが感じられる絵本でした。

女の子なら・・・いえいえ、大人の女性でもきっと、みんな大好きになってしまうはず。宝物のような一冊です。
イギリスの絵本だそうですが、翻訳されて本当に良かった！こういう甘くてほわっとしている可愛い絵本、大好きです！

どのページも素敵な絵と鮮やかな色で、まるでどこか遠い国の雑貨屋さんを訪れたよう。額に入れて飾りたいくらいです。
何より、「たんじょうびっていったいなぁに？」と聞くブゥの、なんて愛らしいこと！
こんな可愛いお友達がいたら、ぎゅって抱きしめたくなっちゃいます。

最後はベルと一緒に「どうしよう！！」とハラハラしてしまいましたが、ハッピーエンドで本当に良かった。
続編はないのかな？ぜひシリーズにしてほしいです！

次女の６歳のお誕生日に読みました。
とにかく挿絵がかわいい絵本です。淡い色合いで描かれた、女の子ベルとうさぎのブゥ二人の世界。ベルの持ち物や、ベルが作るカップケーキ、花咲くお庭などなど、どれもこれも素敵でうっとり。何よりうらやましかったのが、二人が暮らすツリーハウスです。ガーランドが飾られ、インテリアもかわいくて、子どもたちと一緒に「いいなぁ」とつぶやきました。
ストーリーもかわいくて大満足です。ブゥのお誕生日の歌を歌う場面があるのですが、ハッピーバースディトゥユゥ♪のメロディにあわせて歌います。子どもたちはそれがとっても楽しいようで、いつも大きな声でニコニコしながら歌います。
イギリスではとても人気なシリーズなのだそうなので、これから他の本も翻訳されたらいいなぁと思います。

後で気づきましたが、これはシリーズものの絵本のようです。
でも、日本で邦訳されているのは、今のところこの１冊だけのようです。
うさぎのブゥがいろいろな格好をして楽しませてくれます。
テーブルクロスの模様や、おふろのタイルの模様、それにちょっと外に出たときの足元の花々や景色など、
細かい可愛らしいものがたくさん出てくるので、小さくて可愛いものやうさぎなどの小動物が好きなお子さんにはお薦めです。

そして何より、子どもたちが喜ぶだろうな〜と、思うのはベルとブゥが住んでいる小さな木のおうち！！
これはもう佐藤さとるさんの「大きな木がほしい」的な憧れを感じる素敵な木のおうちでした。

ベルという女の子が、うさぎのブゥのためにカップケーキやカードを用意してパーティを開こうとする話。でも、途中で作った風船をつかまえたら主役のブゥが飛んでいってしまい、少しはらはらする展開でした。

全体に祝福ムードが強くて誕生日プレゼントに最適だと思います。また、絵もカラフルでちょっと優しい色使い、なおかつ出てくるものが女の子、うさぎ、ひよこやぞうの人形、りす、ねずみ、と女の子の好きそうなものがかわいらしく描いてあるので、女の子に喜ばれそうです。