色鉛筆でかいた落書きのようなタイトルに惹かれて、手にとりました。
表紙の絵にある、くじら、ゾウ・・・ありがどんなお話になるんだろうと思いながら、読んでいくと・・・。
遠くを見に行くというありに対して、「きみの足じゃむりむり。ぼくがつれていってあげる。いっしょに行こう。」と次々に、より大きな動物がおんぶして一緒に行くことになります。
6歳の娘も、3匹目くらいで、「あ〜っ、表紙の絵だぁ。」と話の展開に気付きます。私も、最後はクジラに乗って海をわたるのかなと思っていると・・・「つぶつぶ?」「これってクジラ?」・・・。
一面真っ黒なページには、ふたりとも大爆笑でした。
歌を歌いながら、家にかえるあり。
家に帰って今日の冒険をお母さんに話すあり。
子どもは、冒険の達成感を、親は、子どもの成長や、無事に帰ってきてくれた嬉しさを感じながら読むのではないでしょうか?
虫や、動物が好きな男の子にもおすすめです。