トビイルツさん作・絵の「しまうまシリーズ」第4弾! 今回は、動物たちが先生で、人間の子どもたち&しまうまの子どもが生徒の学校という設定の『どうぶつがっこう』です。
動物学者でもあるライオンの校長先生が入学式で言います。 「動物学校は自分を研究する場所です。自分の好きなこと、得意なこと、面白いことを、どんどん発見しましょう!」と。
しまうまの子どもの担任はパンダの先生。ほかに授業を担当するのは、おなかのポケットに質問がいっぱい入っているカンガルー先生。森に出かけ、どんぐりの「なかまさがし」の問題を出したのはりすの先生。給食の時間も、自分に合った食事の「研究」の時間です。
それから、体育の先生はてながざる。しまうまの子どもは「ボール投げ」が苦手なので、ゆううつです。ふとしたことで仲間はずれになり、けがをしたしまうまの子ども。保健室には犬の先生がいてつらいしまうまの子どもの心の声を聞きとってくれました。
「しまうまシリーズ」のお話をはじめて読ませていただきましたが、とても良いお話でした。まず、この学校の理念に一人の保護者としてとても共感させていただきました。そして、そこでしまうまの子どもが経験するいろいろなこと…。こんな学校があったら、ぜひ子どもを通わせたいです。 (さくらっこママさん 30代・ママ 女の子7歳、男の子5歳)
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