しりたがりのかわいいこざる、ジョージ。 この小さなおさるが、どれだけ好奇心旺盛で、どれだけやんちゃなのかは皆さんご存知のとおり。 だけど、このお話ほどみんなが共感できる内容はないかもしれませんね。 なんてったって、今回のジョージは歯医者さんに行くのです!
おとなりのロスおばさんの家に遊びに来たジョージが見つけたのは、テーブルの上に乗っていたかごいっぱいのくだもの。特に一番上のまっかなりんごはぴかぴかしていて美味しそう。 ところが、ジョージがかじりつくと、それはにせもの、飾りものだったのです! かたくて、美味しくない上に、ジョージは歯が痛くなってきました。 次の朝起きても、歯の痛みはおさまりません。大好きなパンケーキも美味しくありません。 そこで、おじさんがジョージを歯医者さんに連れていくことになりました。
はじめて入る歯医者さん。待ち合い室には子どもたちがいっぱい、楽しそうなおもちゃがたくさんあります。 でも、名前を呼ばれた子どもたちはなんだか怖がっているみたい。 いよいよジョージの番になり、おじさんと一緒に入ったその部屋には・・・!! びっくりしたジョージは逃げだします。ジョージは無事に先生に見てもらえるのかな?
大丈夫、今回もジョージには思いもよらないうれしいことが待っていますよ。 歯がはえかわる頃の子どもたちにぴったりな1冊ですね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
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かざりもののりんごをかじって,歯がぐらぐらになってしまったジョージは,はじめて歯医者さんへつれていかれます.診察室には,さきのとがったぴかぴかひかる道具.ジョージはこわくなって,にげだします.でも,だいじょうぶ.思いもよらぬうれしいことがまっていたのです! 歯がはえかわるころにぴったりの1冊.
ジョージの絵本、久しぶりに読みました。いつも、黄色いおじさんのジョージへの対応に感心させられるのですが、今回もでした。勝手に作り物のりんごを齧って歯がグラグラになってしまったジョージを歯医者さんへ連れていくのですが、ジョージが怖がらないようまず自分がみてもらいます。言葉だけじゃなくて、ちゃんと「大丈夫」なことをジョージにみせる黄色いおじさんは立派です。 (ままmamaママさん 30代・ママ 女の子10歳、女の子6歳、男の子4歳、女の子1歳)
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