三越ライオン像100歳の誕生日記念 小さな女の子とライオンの心温まるストーリー
「ねえ、ライオンさん、ライオンさん」。お買い物に来たヨコちゃんが出会った銅像のライオン。ヨコちゃんの一言で、ずっと座っていただけのライオンに、新しい世界が広がります。『魔女の宅急便』の角野栄子さんが作り出すファンタジーの世界に、イラストレーターの網中いづるさんが美しい色彩を添えてお贈りします。ずっと変わらないものと、変わっていくもの。ライオンと少女の間に描かれるちょっとせつなくて、かわいい物語です。
かわいい表紙に小さめのサイズが素敵だなあ、と思い、手にとりました。
ライオン像と5歳のヨコちゃんが出会い物語がはじまります。
途中、ライオンの気持ちがせつなくもありますが、未来へとつながるラストに心があたたまりました。絵の雰囲気も素敵で、大人にもおすすめかなと思いました。 (あんじゅじゅさん 40代・その他の方 )
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