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魔女は、友だちからいろいろな食べ物をもらい、それでスープを作ることにしました。ユニークな数の絵本。
丘の上に魔女がひとりと、空っぽの鍋。
ノラ猫、かかし、ゴブリン、ドラキュラ…魔女はみんなにもらった材料でシチューパーティーを開きます。
ストーリーはほのぼのとしたものですが、出てくるものは不気味なものばかり。中には悲鳴をあげたくなるようなものも…。
数を覚えるための絵本ですが、一見大人の心理ではこの絵本で数を教えようという気分にはならないかもしれませんね。
でも個人的にはこの不気味さがとても好き。言葉のリズムがとても良くて、読んでいて楽しくなります。
子どもも最初は怖がるかもしれませんが、読み進めていくうちにきっと楽しくなると思います。
最後の一杯のシチューに苦笑い。 (かよたさん 20代・その他の方 )
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