8歳のときに、アスペルガー症候群と告知を受けた著者が、「アスペルガーの心@A」では、自らを客観的にとらえ、アスペルガー症候群がどういったものかを明解に描きだした。それはみごとな自己分析だった。3巻目は、著者が敬愛する先生、らぶちゃんのことを、愛情たっぷりに表現したユニークな絵本。らぶちゃんは、どこかヘンだけれども、そのヘンなまま、まるごと愛しているといった熱烈なラブコール。これは著者が中学生のときの作品だが、前回の自己分析から、他者である「らぶちゃんのまんま」の姿を見つめ、受けとめるといった他者理解へと育っている。それはだれにとっても新しいつながりの可能性を感じることができるメッセージをもっているでしょう。
フワリさんの三作目です。
発達障害の彼女が成長とともに自分をこのように分析出来ていること、未来の自分にこんなことを望んでいることを感じて、とても驚きました。
先生になるのが夢なのですね。
いい先生に出会ったのですね。
発達障害の心を理解する上で、とても貴重な絵本だと思います。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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