どうしたらもっと、つよくなれるんだろう――― 教室のなかで、もがくように生きる少女たち。 12歳の日々を描く、鮮烈のデビュー作 <第四回>ポプラズッコケ文学新人賞大賞受賞作品
12歳。 教室は、ときに戦場になる。 痛くて切れそうで、ヒリヒリで、意味不明。 でも――― これがいまの、そのままの、わたしたちだ。
小学6年生の少女たちが描かれた作品です。
主人公のめぐみ視点でかつて仲が良かった少女、親友、姉、担任教師、いじめっこ等々のことが語られます。男子もいるのですが女子がメインです。
「教室は、時に戦場になる。」本当にそう思えました。
中でもナイフによる傷害事件が起きたのには驚きました。
表紙の絵やタイトルから思った以上にたいへんなお話でした。たいへんなお話ですが、読みやすくはありました。 (みちんさんさん 30代・ママ 女の子4歳、女の子2歳)
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