たくさんの飛行機が着陸したり飛び立ったりしている空港。 そこには、働くくるまもたくさんいるのです。飛行機に燃料を入れるタンクローリーやお客さんを乗せるステップカー。荷物を運ぶのはタグカーです。
その中でも、飛行機を押したり引っ張ったりする、力仕事が得意のトーイングカーが、この絵本の主人公です。
トーイングカーのハックは、とても力持ち!でも、恥ずかしがりやだから、大きくてカッコいいジェットに話しかけられません。そんな様子をみたジェットは、 「おれさまを運べないなんて、ハックは弱虫だな」と言い放ちます。大好きなジェットにからかわれて悲しくなって空港を飛び出してしまったハック。空港の外には、ハックが思いもよらなかった冒険が待っていて、さまざまなトラブルを解決しながら、自分の本当の力や役割に気づいていくのですが・・・。
珍しい空港で活躍する乗り物たちが登場します。 ハックがいなくなってしまった空港はだいじょうぶでしょうか。ジェットとの信頼関係はとりもどせるのか、絵本を読んでハックの活躍を応援してくださいね。
乗り物好き、飛行機好きな子におすすめです。
(富田直美 絵本ナビ編集部)
トーイングカーのハックは、空港で飛行機を運ぶ力持ちです。ある日、仲間のジェットにからかわれて空港を飛び出したハックは、いろんなものを引っ張ることに・・・!?空港で働く車が大活躍する、のりもの絵本!
もうすぐ3歳になる働くくるま好きな息子と空港に見物に行きました。
母としては、飛行機にも興味が出たら世界が広がるかなあと・・。
息子は大きな飛行機に大興奮!そして、空港で働く車にもかなり興味を示し、「あの車はなに?」と聞いてくれますが、答えられず・・・。
空港で働く車って、あまりなじみが無いですよね。でもこの絵本に出会って「空港で見たね!」と楽しそう。
なかなかなかった空港で働く車たちの絵本です。
言葉のリズムやテンポも優しくて、安心して読める絵本です。 (おさかなままさん 30代・ママ 男の子2歳)
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