2つの物語が同時に進む、画期的な絵本! 自分が「正しい」と思っていることは、ほかのだれかにとっても「正しい」の? まず、2人で向き合って読んでみてください。あるいは、1人でも。最後まで読んだら、本をさかさまにしてもう1つのお話を読んでください。―― 同じ世界の出来事でも、こんなに違って見えるなんて……!
「赤い星」と「青い星」の人々は、それぞれ幸せに暮らしていました。 しかし、しだいに隣の星からくる匂いや煙が気になってきました。 そして戦いが始まり……幸せな生活を取り戻すために、どうすればいいのーー?
同じ世界の出来事を見ていても、視点や価値観によって見え方は変わってきます。わたしたちも、相手の立場をよく理解していないばかりに、いつの間にか相手を傷つけている、ということはないでしょうか?
本書は、1人で、あるいは2人で向かい合ってそれぞれの物語を読み、そのあと本をひっくり返してもう1つのストーリーを読むことを通じて、お互いの立場や主張について思いやり、考える体験をすることを目的としています。
▼こちらで本書の紹介動画をご覧いただけます。 https://youtu.be/ORTcxdepPio
本当に上下に分かれて、さかさまにお話が書かれているので、息子と二人で同時に読みました。
別々の星のお話だけど、両方を読んで考える。
すごい仕組みだな、と思いました。
それぞれの星が、自分たちを守るためどうすればいいか考え、戦いが始まってしまう。
両方読んでいくと、どちらが悪いわけでもないことがわかり、どこが間違ったのか?と本が問いかけてくるので、子供も真剣に答えを考えていました。
どうして戦いが始まってしまったのか?戦いを終わらせるためにはどうしたらいいのか?
子供と一緒にたくさん考えました。 (むににゃんこさん 40代・ママ 男の子7歳)
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