にん にん じんのにんじんじゃ! 大好評にんじんの忍者「にんじんじゃ」が活躍する爆笑絵本の続編です。
お調子者でなまけ者のにんじんじゃ、今回はどんなお馬鹿をしでかすのやら。立派な忍者になるために日夜修行に励んで・・・いるわけはなく、今日も床下でのん気に涼んでいるにんじんじゃ。耳をすますと、プチトマト姫が「ほしいのじゃ!ほしいのじゃ!」と駄々をこねているのが聞こえます。姫のわがままに困り果てたトマトの殿様は、前作でもその切れ者っぷりを大いに見せつけた優秀な「しいたけけんし」に、姫ご希望の「ゼニ亀」を探してくるよう命じます。
それを聞いていたにんじんじゃ。 「ゼニ亀」を「ゼニがたくさんつまった入れ物のかめ」と勘違い。「ぜにがたんまり、大金持ちじゃ!」と妄想してニヤリ。しいたけけんしから「ぜにがめ」を奪おうと尾行します。 なにをやっているのやら・・・。 いやいや、ここからが本当のにんじんじゃの「お馬鹿」のみせどころ!前回にもまして、にんじんじゃの「だめなやつ」っぷりに磨きがかかっております。ページをめくるたびに繰り広げられるお茶目でバカバカしい作戦に大笑い。でも、なんだか憎めないのです。にんじんじゃ。
声にだして読むのがとても気持ちの良い『にんにんじんのにんじんじゃ』シリーズ! 今回もお子さんと楽しく読んでみてくださいね。ますます大ファンになっちゃいますよ。
(富田直美 絵本ナビ編集部)
ドジで、おちょうしものの にんじんじゃ。しゅぎょうをさぼって ゆかしたで すずんでいたら、しいたけんしに「ぜにがめを とってまいれ」という、とまとのさまの ごめいれいが きこえてきた。すぐに、しいたけんしを おいかけて、「おおがねもちに なるぞ〜!」と、ぜにがめさがしに でかけるが…。はたして、こんかいは うまく いくのか、にんじんじゃ!?
れいぞうこシリーズを読んで、子供たちが面白がっていたので同じ作家さんのこちらを選びました。なんとも怠け者の人参の忍者ですが、楽してお金が手に入る?!と分かると行動が早い…だけど、日頃からちゃんと鍛錬していないから忍者としては全然だめですね。そんなところも子供たちは面白かったようです。 (ままmamaママさん 40代・ママ 女の子11歳、女の子7歳、男の子5歳、女の子2歳)
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