子どもにとって身近な食材をテーマに、学びの要素も含みながら、楽しく読める絵本シリーズ「食べるのだいすき よみきかせ絵本」。『なっとうかあちゃん』につづくシリーズ第二弾は、『おこめようちえん』。
おこめのちびっこたちの、幼稚園での楽しい毎日。田んぼにすむ生きものである、ドジョウやタニシの先生たちからいろんなことを教わって、りっぱなお米になって卒園するまでを描いたお話です。園児たちは、「こがねもち」くんや、「あきたこまち」ちゃんなど、うるち米だったり、餅米だったり。最後にはいろんな食べものに変身した姿も披露します。 巻末に、米食や稲作についてのやさしい解説つき。子どもたちに、食べものにもっともっと親しんで、たくさん食べて元気に育って欲しいという願いをこめて送ります。実りの秋にはもちろん、卒園シーズンにもぜひ読んでほしい絵本です。
幼稚園からの帰り道、田んぼに実った稲に興味を持ち始めた息子に読んであげました。
個性豊かなキャラクターがかわいらしく、息子は興味深々で見入っていました。
全部を理解するのは難しいようでしたが、お米にはいろんな種類があること、お米ができるまでには長い時間が必要で、いろんな障害があるけど、育ててくれる人見守ってくれる人がいるということは、なんとなくわかってくれたようです。 (ねこよんよんさん 40代・ママ 男の子4歳)
|