新刊
はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

  • かわいい
  • ギフト
  • ためしよみ
年老いたメス狼と女の子の話

年老いたメス狼と女の子の話

文: 水谷 明子
絵: 平田敏夫
原作: 野坂 昭如
出版社: 汐文社

税込価格: ¥2,114

クリスマス配送につきまして

ご注文いただけません

  • 利用できる決済方法
  • クレジットカード

  • 代金引換

  • atone翌月後払い

  • d払い

※「d払い」はスマートフォンからのみご利用いただけます。

  • Line

作品情報

発行日: 1993年
ISBN: 9784811300603

ベストレビュー

狼の優しさに涙!

昭和20年8月15日は、日本が戦争に負けた終戦の日です。
このお話は、満州です。

女の子と年老いた狼が、コウリャン畑にうずくまり、女の子は、狼を、飼い犬のベルと間違えて泣きじゃくりながら狼のせなかに抱きついてきたの、狼は、自分の子供のように懐にだいてやります。その絵が何ともかわいく優しいのです。

しかも 死に場所を探しているの・・・・
女の子と狼がまるで親子のようで!

悲しいことに、女の子はね、はしかにかかっていて、死んでしまうのです。
狼は、悲しかったんでしょう。
仲間のところに連れて帰り大事に守ってやろうとするのです。
狼の優しさに涙がでます。
そんな狼の優しさも、おおかみが子供をさらっていくと、思った人間が、鉄砲で、殺してしまうのです。

ああ〜
狼の優しさが・・・

狼を、殺したにんげんは、冷たくなっている女の子を、土にうめてお墓を作るのですが・・・
狼のことは,ほったまま、風化して骨になって、女の子を守っているのです。

同じ命を持つ動物なのにね・・
はかない命ですね!
命あるものの運命を感じます。
(にぎりすしさん 50代・その他の方 )

関連記事

出版社おすすめ

  • 星の子ども
    星の子ども
    出版社:冨山房 冨山房の特集ページがあります!
    グリム童話「星の銀貨」の世界をバーナデット・ワッツが描きだす。色彩豊かな美しい絵が名作童話の魅力をひ



絵本ナビがこの冬イチオシ! 『一年一組せんせいあのね こどものつぶやきセレクション』レビュー大募集

年老いたメス狼と女の子の話

みんなの声(2人)

絵本の評価(4.33

プレミアムサービス


全ページためしよみ
年齢別絵本セット