よどみの差し金となった怪童は、紅子に果たし状を送り、菓子勝負をもちかける。そのルールとは「特別セール」と銘打って、たたりめ堂の商品を銭天堂におき、どちらのお店の菓子をお客が選ぶかというもの。はたして勝負の行方は? そして、紅子にむけられるよどみの憎しみの原因がこの巻で明らかにされる・・・。 巻末に、銭天堂のマスコット「墨丸」の絵日記つき。
前々から話題にはなっていた作品ですが、テレビアニメが始まり、ますます気になったので、手に取ってみました。
7巻から読み始めましたが、内容的にはそれほど困ることはなく、すっと世界に引き込まれます。
不思議なお菓子と、それを手にした人達の行く末。
良くなる場合もあり、悪くなる場合もある。
良くするのも悪くするのも自分次第。
まさに紅子さんの思惑通りの展開が、とても魅力的です。
怪童さんを介したたたりめ堂との勝負もスパイスとなって、ちょっぴり毒が強めの内容ですが、どんどん読み進められます。
大人気なのが納得の作品です。 (hime59153さん 40代・ママ 男の子9歳)
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