友だちは作るものではなく自然とできるもの
「ともだちなんかいらない」が口グセのおばけのギザギザ。ある日、隣におばけのイガイガがやってきて、「ひとりでいても平気だ」という価値観で通じ合う。心の通じる友だちを得ることの素晴らしさを伝える絵本。
「ともだち」をテーマにした絵本の名手・内田麟太郎が贈る、ハードボイルド系友だち絵本。おばけの中のおばけのギザギザは、「ともだちなんかいらない」「ひとりでいても平気」が口グセ。岩山からひとり、森の動物たちの仲良しごっこを眺めていると、隣にとんがりおばけのイガイガがやってきた。「ともだちなんかいらない」という価値観で一致した二人は、なんとなく二人でいるようになり・・・。 そんなある日、いつもの岩山にイガイガが来ず、思いがけない気持ちを経験するギザギザ。 心が通じ合う本当の友だちを得ることの素晴らしさを描いた感動の絵本です。
仲間外れにされても、ひとりぼっちでも平気なおばけのギザギザ
が、自分と同じ境遇のおばけのイガイガのことが、気になるように
なりました。「俺は、イガイガ」と、名前を告げるのですが、お互い
におばけだからと変な意地を張って、強がってます。
次の日も次の日もイガイガがきたけれど、次の日にこなかったら
「怪我でもしたんか?・・・・・・あいつ。」
と、心配するギザギザが可愛いなあと思いました。
ギザギザが青リンゴを2つ手に持っているのが、次のページで
1つ、イガイガの手にあった場面が私は、好きです♪
意地っ張りな二人ですが、♪ふたりで いるのは たまたまさ♪
と、照れて歌っている場面も大好きです。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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