「あっ、ひよこさん。こんにちは。 あれあれ、かくれちゃったね。 いなーい いなーい――」
語りかけるような言葉に合わせて、 たまごから、かわいいひよこが、ぴよっ。 そのリズムの優しいこと、楽しいこと!
この絵本は、赤ちゃんへの語りかけのために作られています。 作者は絵本コーディネーターで絵本作家の、こがようこさん。 色鮮やかで、ふわっと優しい質感の絵が、あかちゃんの心をひきつけます。 文章は、そのまま読めば、普段話しかけているときのように自然と語りかけられるようになっているのがポイント。 後ろの見返しには、こんなふうに読んでみてね、という「ちょこっとヒント」がまとめてあります。 例えば、かくれちゃったひよこが、ぴよっと出てくる場面では、 「いたー!」で、ニッコリ! することをオススメしてくれます。 「いない いない」で、あかちゃんはさびしくなってしまうので、「いたー」でニッコリして安心させてあげると良いのですね。 たまごがころがる場面では、おひざに抱っこして揺らしたり、など、気軽に実践できる具体的なヒントが載っているので、まずはこれを試してみると楽しそうです。
あかちゃんへ絵本を読んであげたいけれど、何から読めばいいのか難しい。 語りかけは大切って聞くけれど、どうしていいかわからない。 意外とそんな声をよく聞きます。 そんなパパママのために考えられた、応援絵本です。 親子で絵本を楽しむファーストステップにぴったり。 同シリーズの『語りかけ絵本 いちご』も一緒に、ぜひ、親子の触れ合いの時間に加えてみてくださいね。
(掛川晶子 絵本ナビ編集部)
「語りかけしたいけど…どうはじめたらいいの?」 「絵本を読んであげたいけど…どれから読めばいいの?」 という、育児にがんばるママパパを応援するためにつくられた絵本です。 「ぴよ、ぴよ」と読んあげると、そのリズムに体をゆらして、あかちゃんはとっても楽しそう! ぜひ親子ですてきな時間を過ごしてください! ※巻末に、読んであげるときの「ちょこっとヒント」もまとめました。
子どもに語り掛けるようにすすんでいくこの絵本を読んでいると、自然に声が優しくなります。
絵がふんわり優しく、あたたかみがあるからかな?絵本を読むのが苦手な人でも、文字をおえばそれだけで子どもが喜んでくれるので読みやすい絵本ですね。 (みっとーさん 30代・ママ 男の子5歳、女の子4歳)
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