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パパはいないけど、もう待っていられない。冬がくる前に家を建てようと、ムーミントロールとママはおそろしい森や沼を抜け、荒れ狂う海をわたって、お日さまの光溢れるあたたかい場所をめざします。第二次世界大戦直後に出版され、世界中で復刊が待ち望まれていた、ムーミン童話シリーズの記念すべき第一作。
ムーミンのお話は、これまで児童書版や絵本で読んでいました。こちらの新装版の文庫は、挿絵の雰囲気も大人っぽくて素敵なので気になり、手に取りました。
児童書版にこんなお話があったかしら?と思ったら、実はこちらが最初のムーミン物語なのだそう。短いお話ですが、すぐに物語の世界に引き込まれる感覚があります。
訳者によるムーミン物語の解説も面白かったです。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子17歳、女の子14歳、男の子12歳)
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