庭を舞台にした植物、人間、虫たちのドラマ
春の初め。お庭に立って女の子とおばあちゃんが何を植えようか思案中。雪がとけた土の中では、ミミズや虫たちが土を耕しています。土が乾いて暖かくなると、いよいよ種まき。初夏にはニンジンが芽を出し、エンドウが花をつけます。夏になってキュウリの花が咲き、トマトが実り、秋にはカボチャが色づきます。この間、ミツバチが花粉を運び、コマツグミはハムシをついばんでいる…。植物と動物の共生を、人間との関わりの中で描きます。
8歳娘が図書館でかりてきたのを4歳娘と一緒に読みました。小さいですが、家庭菜園をやっていて、時々その手伝いをしたり、幼稚園の園庭でダンゴムシやミミズを捕まえてくるので、虫が畑を豊かにしている、ということは理解していて、その分お話を楽しめたようです。 (ままmamaママさん 30代・ママ 女の子8歳、女の子4歳、男の子2歳)
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