北国の冬は、雪がすべてをおおってしまいます。雪と戦う生活、雪を利用する生活、雪を楽しむ生活をパノラマ風に描いたこの絵本は幼い読者を雪国へと導きます。
我が家は、めったに雪の降らない地域にあるため、子供達は雪にとても憧れています。冬になるとこういった雪景色が描かれた絵本を見たくなります。加古さん独特の一昔前の田舎の雪のある暮らしぶりががめんいっぱいにどのページも描かれていて、わくわくします。雪によって、列車が止まったりするトラブルについても描かれていて、楽しいだけではない、雪の厳しさも知ることができました。 (ちょてぃさん 30代・ママ 女の子10歳、女の子6歳)
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