第57回児童文学新人賞を文句なしの評価で受賞した注目作です。 思春期であれば特に、誰もが気になる「見た目」。その普遍的なテーマに挑戦した作品です。 主人公は中2の男子、拓郎。自分で撮影した映画の主人公・涼子はみんなからブスと言われているが、拓郎は不思議な魅力を感じている。その魅力はいったい何なのか? 人間はなぜそんなに見た目を気にするのか? そんな疑問の答えを探しながら過ごす日常が、拓郎の語り口調でユーモラスに描かれます。
見た目重視の世の中を疑問に思う中2男子 拓郎。
ブスとされる女子を気にしたり。
人間顔でないのはもちろんですが、作中でも言われているように外見はまあ正直人生に関係ありますよね。
クラスのかわいこちゃんのキャラクターがちょっと意外でした。かわいいこはかわいいこで苦労もあるようです。
さらっと読めましたが、全体的にもう少し突っ込んだ書き方をしてくれるともっと良かったかなと思いました。 (みちんさんさん 30代・ママ 女の子6歳、女の子4歳、女の子0歳)
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