コルデコット賞作家、デュボアザンが遺した名作を初邦訳
狩りのできない心優しいハンターと動物たち。 実話をもとにした、心温まる物語です。 1961年初版のアンティーク絵本を初邦訳。
【あらすじ】 勇ましい格好のハンター姿に憧れたボビンさん。 ある日、同じ服と大きな銃を手に入れて狩りに出かけました。 森で出会う様々な動物たちに銃を向けますが、いつもしくじって逃げられてしまいます。 ボビンさんの本当の狙いは何なのでしょう?
1961年初版の作品を初邦訳。狩りのできない優しいハンターと動物たちの交流を描く。
森のはずれの小さな家に住んでいる、ボビンさん。戸口のベンチに座って、パイプをふかしながら、丘や空や動物たちをながめるのが大好きです。
ある日、家の外を通るハンターを見たボビンさんは、その出で立ちに感銘を受けます。自身、格好いいハンターの衣装に身を包み、猟銃を持ち、草原に出かけたボビンさんがハントしたのは…。
ボビンさんも動物たちも「狩り」の時間を本当に楽しんでいるのが伝わってきて、心が温かくなります。狩りの後でボビンさんが食べる夕食も、すごく美味しそう。結末も素敵です。
落ち着いたタッチの絵とともに、ゆったりと、優しい時間を過ごせる一冊です。
(こはこはくさん 50代・ママ 男の子12歳)
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