ソフトさん、とけないで!
ソフトクリームのソフトさんは、「おかしまち」のスイート商店街で靴屋さんを営んでいます。 レジ係は看板娘のアイスもなかのアイさんです。 足の早いソフトさんにあやかろうと、ソフトさんが履いている靴は飛ぶように売れていきます。 となりのプリンの帽子屋さんはちょっとうらやましいようす…。 ただひとつ問題は、ソフトさんはソフトクリームですから、頭のクリームが溶けないように、 店内がとっても寒いのです。 ゆっくり選んでいるとカステラさんでもたちまちカチカチに。 ある日、お店にやってきたお客のケーキさんが、頭に乗っけていたイチゴをどこかに落としたと大騒ぎ! これじゃ靴も買わないと駄々をこねてますからソフトさん大弱り。 靴も買ってほしいし、なにより泣いているケーキさんが気の毒でなりません。 やさしいソフトさん、自慢の足でイチゴを探しに行くことになりました。 でもソフトさん、外は太陽が照りつけるいいお天気ですよ。 どうする? どうなっちゃう? がんばれソフトさん!
6歳娘は苅田さんの絵本が好きです。絵を他の方が描かれていても、お話の内容で「わたしが好きなやつ!」と分かるようです。今回もその、好き!アンテナで見つけてきて一緒に読みました。
まず、おかしのまちの商店街というのが心惹かれました。そして、おかしたちが普通の商店街のように帽子を売ったり靴を売ったりするのが面白いなぁと思いました。 (ままmamaママさん 30代・ママ 女の子10歳、女の子6歳、男の子4歳、女の子1歳)
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