第9回武井武雄記念 日本童画大賞 絵本部門 大賞受賞。 読書が趣味でひとりの時間を過ごすのが好きな主人公のトカゲ。 ある日、静寂をやぶるように男の子がトカゲの家を訪れる。 毎日のようにトカゲの家を訪問する男の子。 自分の生活を壊されるのではないかと危惧したトカゲは、男の子を強い口調で追い返すが…。
とかげの「オレ」は、家に侵入してくる人間の男の子に迷惑していた。
思い切って「めいわくだ」と言ったら
泣きながら「ともだちになりたかっただけ」といい
それからは来なくなった・・。
あれ、せいせいしたはずなのに・・。
てな展開。
とかげと人間って設定だけど
ともだち・・に限らず
他人との距離感ってとても大事だなぁと思うし
プラス思考で対峙するだけで
自分も楽になるのでは・・と、改めて気づかされた。
とてもキャッチ―な姿の、とかげの「オレ」もかわいい。
気づきの多い、一冊です。 (やこちんさん 50代・ママ 女の子15歳)
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