空港に朝はやく飛行機がやってきました。そして、電車やバス、自家用車などに乗って、お客さんや、空港ではたらく人が次々にやってくると、空港はまるで目を覚ますように動きだし、にぎやかになっていきます。にぎやかなのは人だけではありません。空港には、荷物もたくさんやってきて、世界中に運ばれていきます。夜になると、次は翌朝の飛行機を迎えるための準備を、休むまもなくすすめます。この本では、そんな空港のいちにちを描きます。
「福音館の科学」シリーズ。
題名の通り、成田空港について、ダイナミックに描いてあります。
横長の装丁は、見開きでダイナミックな画面となり、迫力満点。
さらには観音開きのページもあり、圧巻です。
これは、空港の断面図であり、施設が丸ごと俯瞰できるのが素晴らしいです。
乗客やスタッフの動きも丁寧に描かれています。
自転車用の輪行袋、副操縦士の女性など、みどころが尽きません。
もちろん、離陸のあの瞬間も臨場感たっぷり。
朝から夜間まで、多くの人々の作業によって、快適なフライトが支えられているかと思うと、
感謝の気持ちでいっぱいです。 (レイラさん 50代・ママ )
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