ミユキが時間を忘れて遊んでいると、おじいちゃんが声をかけました。 「ミユキ もう ねなさい」
ところがミユキは寝ようとしません。 「まだよ おじいちゃん だって おひさまが まだでているもの わたし もうすこしだけ することがあるの」
トンボの女王さまをお迎えするのに寝床をつくったり、 畑の野菜さんに水をあげたり、迷子のカタツムリをさがしてお家に送ってあげたり…
恋の絵本『すきなひと』で創作絵本に初挑戦した桜庭一樹さんが、初の翻訳を担当。 フランスうまれの、レトロでキュートなベッドタイム・ストーリー。
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