小学3年生の理科で最初に行うのが身近な自然の観察。ただ自然を「見る」ことが観察ではありません。じっくり見たり、さわったり、においをかいだり、分解したり、いろいろなことをするのが「観察」なのです。その観察の楽しさとヒントを伝えるガイドブックです。どこに行けば生きものをみつけられるのかもわかります。『校庭のかんさつ』の巻では、校庭を花だん、グラウンド、木のまわりなどにわけ、場所ごとに生きものを紹介。観察の仕方として、色探し、さわり心地くらべ、ひっくり返してみよう、など、具体的に楽しくガイドして行きます。
名前は知らないけれど普段家の周りを歩いているとよく見かける生き物や植物がたくさん載っていて丁寧に紹介されています。私自身も「これはこういう名前だったのか!」と発見があり、一緒に楽しみました。この絵本を読んだ後、登園する道のりにある植物の名前が分かるのが面白くなり、登園に時間がかかるようになってしまいましたが、知っているものも含めて、身近な生き物や植物をより観察する良いきっかけになりました。絵本が身近な自然を理解するのを手伝ってくれているのがよく分かりました。おすすめします! (gogoteddyさん 40代・ママ 男の子6歳、女の子3歳)
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