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いつも色あせた青い服を着ているワンダが「あたし,ドレスを百まい持ってる」と言い張るので,クラスの女の子たちはからかわずにいられませんでした…….『百まいのきもの』,50年ぶりの改訳新版.
たとえ貧しい暮らしをしていても、たとえ友達にからかわれる
ことがあったとしても、ワンダのように、夢をみることができて
想像することができたならば、きっと大丈夫。
そう思います。
1まいきりしかドレスがなければ、想像してみることですよね。
百まいのドレスを。
実際に百まいドレスを持っている人よりも、遥かに素敵な、色鮮やか
なドレスを描くことができるだろうなあって思います。
本当の貧しさというものは、生活のことではなくて、心のことかも
しれない。ワンダの暮らしぶりを想像することができずに、からか
って平気でいられるようなペギーみたいな人のことかもしれない。
最後に、ワンダの描いた百まいのドレスの絵にふれて。
からかっていたペギーやマデラインも自分のありようをふりかえる
ことができたから、安心しました。 (ぽこさんママさん 40代・ママ 女の子4歳)
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