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病気で横になることもできないアヌーラを、仲間の二頭のゾウは両端からずっと治るまで支え続けました。多摩動物公園で本当にあったお話です。動物園内でも販売しています。
書店で、『愛子さまが読まれた絵本』と紹介されているのを見て、手に取ってみました。
この絵本は、多摩動物公園で実際におこったことを題材にして書かれたものなのだそうです。
本当にこんな事があったの?とびっくりしましたが、素晴らしいお話でした。
多摩動物公園の1頭の雄のゾウが病気になり、自力では立てなくなりました。
獣医さんも飼育係の人も、どうすることも出来ずただ見守るだけの中、2頭の雌のゾウが両側から支え合いました。
それは1日だけではなく、雄のゾウが元気になるまでの1ヶ月間も続きました。
ゾウがこんなに優しくて思いやりの心を持っているなんて驚きました。
この絵本を読んで、仲間を思いやる心の大切さがわかってくれたらいいなと思い、早速読んであげました。 (きんさんさん 40代・ママ 女の子5歳)
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