女性トップアナウンサーからフリーのキャスターへ転身、文筆活動ではベストセラーを上梓。 常勝街道を突き進んで来たかに見える人生は、しかし挫折の繰り返しであった……。 失意、諦め、後悔。挫折に伴う痛みと無縁の者はいない。 苦い思いは後を引き、老いてなお人生の後ろ髪を引く……。 人生の終盤まで誰もが引きずりがちな挫折を克服し人生の彩りへと昇華する、著者ならではの極上の哲学を披歴する。
◆目次◆ 第一章 挫折とは何か 第二章 抗えない挫折と「身から出た」挫折 第三章 挫折と他者 第四章 挫折を通じて自らと向き合う 終章 挫折との向き合い方
◆著者略歴◆ 下重 暁子(しもじゅう あきこ) 作家。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業後、NHKに入局。女性トップアナウンサーとして活躍後、フリーとなる。民放キャスターを経て、文筆活動に。 財団法人JKA(旧・日本自転車振興会)会長等を歴任。現在、日本ペンクラブ副会長、日本旅行作家協会会長。 『家族という病』、『極上の孤独』(幻冬舎新書)、『若者よ、猛省しなさい』(集英社新書)、『鋼の女 最後の瞽女・小林ハル』(集英社文庫)など著書多数。
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