|
川の奥深くにあるカッパの国へつれてこられたゲンタ。すすめられてカッパのぬけがらを着てみると、不思議、すごく速く泳げる!!
カッパの国でくらすことになった、という設定がまずおもしろい、ゲンタのひと夏の体験。
夏の日、ナマズの大王を釣ろうとしていたゲンタが、水草だと思ったのは、実はカッパの網でした。カッパはゲンタをつかまえて、家来と殿様になって一人芝居を始めます。かれはもうこの池最後の一匹なのです。そこで、ゲンタはカッパの抜け殻を着せられ、臨時カッパとなることで友達になったゲンタとカッパ。
昔話にでてくるカッパを材料としてさまざまな出来事になって
いて、それはそれで、刺激である。さし絵は心の安らぎをおぼえるのでは?
(アツナちゃんさん 30代・パパ 男の子7歳、女の子5歳)
|