乗り物好きな子にとって、憧れの運転席。中でも、ハンドルを握る瞬間は大人でもワクワクしますよね。そんなハンドルが絵本になって登場です! 「くるま」「せんすいかん」と同時期に発売された今作では宇宙の探検に出発!
見開きのページいっぱいに描かれた宇宙船の窓、その向こうに広がる無限の宇宙、そしてハンドル。 ここから冒険が始まります。
まずは青いボタンを押してエンジンをスタートさせましょう。 このシリーズの絵本ではおなじみのアクションです。 この先に待ち受けているであろうドキドキワクワクに期待が高まります。 とは言え、宇宙に一人で行くなんて怖い! というお子様も、どうぞご安心ください。 頼もしいナビゲーターのナビコがいつでも一緒にいてくれます。
飛んでくる隕石を避け、宇宙怪獣の間をかいくぐり、ナゾの電波をキャッチした宇宙船がたどり着いた場所とは……。 スペクタクルな展開に、ハンドルを握る手も汗でびっしょりかも!?
作者のやおいひでひとさんは、今作の試作品を子どもたちに遊んでもらったことがあるとのこと。 そのとき、子どもたちが自分のハンドルを想像しながら手を動かしている様子を見て、こんなふうに絵本の中に入ることもできるんだと思ったそうです。
ただ読むだけでも楽しいけれど、自分なりの想像を膨らませて、自分だけの冒険の旅に出かけてみてください。 きっと読むたびに違う体験を味わえると思います。
(近野明日花 絵本ナビライター)
さあ運転席に乗り込もう!
ありそうでなかった コックピット視点の体感型ボード絵本。
本のまんなかに描かれた操縦かんを持って、 見開きいっぱいに広がる未知の宇宙空間を探検だ! ハンドルとボタンを駆使して宇宙船をあやつろう!
絵本そのものが宇宙船の形をしているので、ビュイーンと手に持って遊んでも楽しい! 外食やお出かけのお供にもオススメです!
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