海の中って、どんなところ?
行〜ってみたい〜な〜 海の〜中〜♪
……なんて歌はありませんが、どんなところか気になりませんか? この絵本では、潜水艦の操縦士となって海の中を探索することができるのです!
……いえいえ、操縦士のおはなしではありません。 読み手自身が、操縦士になれるのです。
表紙は潜水艦の形ですが、中をめくるとあら不思議。 潜水艦の窓の形に早変わり。
それでは早速、頼もしいパートナーのナビコと共に、海の中へと潜っていきましょう。 思いっきりハンドルをきってみてくださいね。 ゴゴゴゴゴ……なんて効果音も付けてみると、臨場感アップです。
海の中には、気持ちよさそうに泳ぐカラフルな魚たち。 そしてもっと深いところに怪しげな影が見えます。 近づいてみると……
なんと、沈没船を発見! お宝も見つけてヤッター!なんて喜んでいたら、オオダコとダイオウイカの登場です。 スミをはかれて前が見えなくなっても大丈夫、ハンドルを振って振って!! ほら、元通りです。
冒険はこれで終わりじゃありません、まだまだ続きます。 でも、燃料切れには注意してくださいね。 どのくらい残っているか、時々チェックを忘れずに。
十人十色の楽しみ方ができそうな「たんけんハンドル」シリーズ。 作者のやおいひでひとさんは、自由に読んでほしいとおっしゃっています。 その上で、おすすめの楽しみ方はやっぱりハンドルを持って動かしながら読むことだそうです。
きっと意識しなくても、気が付いたら手はハンドルを握っていると思います! 海の中の冒険を満喫したら、同シリーズの『たんけんハンドル くるま』『たんけんハンドル うちゅうせん』で、ジャングル探検と宇宙探検を楽しんでみてくださいね。
(近野明日花 絵本ナビライター)
さあ運転席に乗り込もう!
ありそうでなかった コックピット視点の体感型ボード絵本。
本のまんなかに描かれたハンドルを持って、 見開きいっぱいに広がる神秘の海を探検だ! ハンドルとボタンを駆使して潜水艦をあやつろう!
絵本そのものが潜水艦の形をしているので、ブクブクブクーと手に持って遊んでも楽しい! 外食やお出かけのお供にもオススメです!
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