子どもたちがワクワクする乗り物に乗って探検するかのように遊べる「たんけんハンドル」シリーズの登場です! ページを開くと、見開きで車の窓とハンドルが現れます。 そうです、これはまさに運転手の視点。 青いボタンを押したらエンジンスタート! ジャングル探検の始まりです。
今回が初めての冒険でも大丈夫。ナビゲーターのナビコが手助けしてくれます。 しっかりハンドルを握って、慌てずに運転してください。 道をどんどん進んでいけば、ゾウやライオン、キリンなど、様々な動物に出会えますよ。
でも、気を付けてください。 ほら穴へと続く大きな足あとの、その先には……!?
遊び心あふれる「たんけんハンドル」シリーズの楽しみ方は様々。 ハンドルを握るマネをしてみたり、場面に合わせて絵本を動かしてみたり。 更には、某恐竜映画のテーマソングをBGMのように口ずさんで盛り上げてみたりと、いろんな演出をしたくなります。
今作は、やおいひでひとさんのデビュー作。 他に、『たんけんハンドル せんすいかん』『たんけんハンドル うちゅうせん』もあります。 いずれも、読む方と読まれる方のどちらもついつい興奮してしまいます。寝る前に読むと「もう一回!」の嵐かも? 読み聞かせ時間にはじゅうぶんご注意ください!
(近野明日花 絵本ナビライター)
さあ運転席に乗り込もう!
ありそうでなかった コックピット視点の体感型ボード絵本。
本のまんなかに描かれたハンドルを持って、 見開きいっぱいに広がるジャングルを探検だ! ハンドルとボタンを駆使して、四輪駆動車をあやつろう!
絵本そのものが車の形をしているので、ブイーンと手に持って遊んでも楽しい! 外食やお出かけのお供にもオススメです!
3歳なりたての子と読みました。
車の表紙を見て車の本かな?と思ったら、開くとそこは運転席!ちょうどなんでも真似してみたい年頃だし、児童館でも車の大型遊具がお気に入りの子なので大喜び。さあ、子どもの運転で冒険に出発です。
バックミラーに前のページの風景が写っていたり、本当の車を運転しているみたいです。そういう細かい仕掛けに気づくと、子どもって嬉しくなるんですね。あ!さっきのページで見たね!とニコニコです。お膝に乗せて自動車のように左右に揺れてみたり、がたんごとんしてみたりと身体を使った楽しみ方もできます。
新型コロナでなかなか外出できないですが、ちょっとした旅行気分を子どもと味わえるのが一番楽しかったです。自粛期間に是非読みたい1冊です。 (じゃすさん 30代・ママ )
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