◆国際貿易紛争処理の現代的課題と方向性 ― 研究から実務まで必読!◆ 国際貿易紛争処理の法的課題と展望を、従来研究対象として手薄だった手続的側面に焦点を当て検討し、また、昨今の米国の対応などが示すように、問題を抱えるWTO 紛争処理の制度的課題を分析。WTO やFTA による国際貿易紛争処理の現代的課題に、解決のための今後の方向性を示す。信頼の執筆陣が集って考察した、実務から研究まで幅広く有用の書。
<執筆者紹介>(*は編者) ・阿部克則(あべ・よしのり)* 1972年生まれ。1998年東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。修士(学術,東京大学)。2007年ケンブリッジ大学LLM 課程修了。修士(法学,ケンブリッジ大学)。千葉大学法経学部助手・助教授等を経て現在,学習院大学法学部教授。外務省経済局国際経済紛争処理室主任調査員を兼務。
・関根豪政(せきね・たけまさ)* 1981年生まれ。2013年慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了。博士(法学,慶應義塾大学)。日本学術振興会特別研究員(PD)を経て現在,名古屋商科大学経済学部教授。
・平見健太(ひらみ・けんた) 1984年生まれ。2017年早稲田大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。博士(法学,早稲田大学)。現在,東京大学社会科学研究所・日本学術振興会特別研究員(PD)。
・小寺智史(こでら・さとし) 1979年生まれ。2010年中央大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得満期退学。修士(法学,中央大学)。エクス=マルセイユ大学客員研究員等を経て現在,西南学院大学法学部教授。
・堀見裕樹(ほりみ・ひろき) 1981年生まれ。2010年東北大学大学院法学研究科博士課程後期年の課程修了。博士(法学,東北大学)。東北大学大学院法学研究科助教等を経て現在,外務省経済局国際経済紛争処理室調査員。
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