ある夕べ、大きなお月さまが空にのぼった。オポッサムはお月見パーティをしようと、森のみんなをさそいにいく。でもノネズミもコオロギもアライグマも、だれものってこない。しかたなくオポッサムは、ひとりでお月見をすることにした。すると…。
図書館の季節のコーナー「おつきみ」特集で見つけました。
オポッサムがみんなをおつきみに誘いますが、冬眠前の忙しい時期で、みんなに断られてしまいます。
しょんぼりと一人パーティ用の帽子をかぶって大きなまんまるお月さまを見上げるオポッサム。すると……。
かさかさ、パタパタ、ちょこちょこ。ぴょんぴょんと、森の音の描写も良かったです。
美しいものをみんなで愛でるのって素敵だなと思えるお話でした。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子19歳、女の子16歳、男の子13歳)
|