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しりたがりやの魚の子スイスイは、ある日、水のない世界に釣りあげられてしまいました。スイスイを釣った男の子トーマスは喜んで家につれて帰ります。でもその晩、トーマスの部屋に世にも不思議なお客さまがやってきて…。何世代にもわたって愛されてきた人気作家の古典絵本。
思いもかけない展開に、娘は釘付け。
ベスコフのこと、いきなり魔女ガエルが出てくるのはもう驚きませんが、なんで魚からニョッキリ足が!
正統派の絵に似合わず笑えちゃうお話でした。
でも。ただ笑えちゃう”童話”じゃありません。
自然は自然のままに。私たちは自然の中に生かされている、引き揚げるのではなくこちらが寄り添って入っていきましょう。
ベスコフなら言いそうですよね。
ひとときの楽しい読み物に織り交ぜられた願いが、時代を超えてさまざまな人に届きますように──。
かなり長いのですが奇想天外な展開のおかげで、読み聞かせを楽しんでくれる子ならついてきてくれます。
年中の娘もおもしろかったとのことでした。 (てぃんくてぃんくさん 30代・ママ 女の子5歳)
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