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タダサトシさんにインタビューしました!
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巣から一度も出たことのない、はたらきアリのリンコちゃんは、ねえさんアリが止めるのもきかずに、森を探検に!セミの羽化に見とれたり、クワガタ夫婦に”えさ場”に連れて行ってもらったりと、エキサイティングな旅が続き、大満足。ところが、最後にのぞいた穴には、なんとアリジゴクが待ち受けていて…。
そういえば子供の頃、よくアリの行列をじーっと眺めたりしたな〜と懐かしく思い、なんとなく手に取ったこの本。アリの生態が描かれた、自然科学絵本かと思いきや。
いえ、その通りなんですが、それだけじゃないんです。
好奇心旺盛なリンコちゃんの楽しい冒険物語なんです。
ダンゴムシで玉乗り、アブラゼミの脱皮、クワガタに木の樹液を吸いに誘われたり…アリジゴクに襲われそうになるところではハラハラドキドキ。カミキリムシさんの登場でホッ。アリの目線で描かれているので迫力満点!絵の描写も細かくて、作者タダサトシさんの、昆虫への愛情が伝わってきます。
庭もない都市部の集合住宅住まい、さらにインドア派の我が家では、なかなか子供に植物や虫のことを教えてあげられないので、こういった親しみやすい絵本を通して生き物のことを学ぶのも新鮮で楽しいです。 (いちがつにがつさん 30代・ママ 女の子3歳、男の子0歳)
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