賢い大人は、結局、何事も成し得ないのだ。 愚直に信じるところを貫いて働く者だけが世界を変えるのだ。(出口治明氏推薦文より)
140年以上前に誕生した、ロシアの文豪トルストイの名作。強欲な兄や悪魔の誘惑に負けずに、自らの体と手を使ってひょうひょうと生活するイワンの物語。ハンス・フィッシャーの挿絵、翻訳家・小宮由氏の新訳で現代に贈る、子どもにも大人にも読んでほしい名作です。
読んであげるなら何歳からでも、自分で読むならば小学校中・高学年から読める内容です(高学年以上の学習漢字にはルビがふってあります)。
私はイワンの馬鹿を読ませて頂いて、とても感動しました。これは何よりも永遠の命題を追求しているからです。私はこの本を読みながら、あらためて人生、人間について考えさせられました。過去を振り返れば、私は永遠の命題についてずっと思い巡らしてきたように思います。それだけにこの本はほんとに素晴らしいと思いました。何度も繰り返し、読むだけの価値がある本だと思います。 (水口栄一さん 60代・その他の方 )
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