クマのブラウンは、小さいときからピアノがだいすき。 森から街へ行き、大スターになりました。 けれど時はながれ、夢のような日々は終わりました。 ブラウンは引退して、ふるさとの森へ帰ることにしました。 パパになったブラウンは、森のピアノを見つけたこぐまにむかしの話をします。 パパのかなしい顔を見て、こぐまはあることを思いつきました・・・。
『クマと森のピアノ』(第11回MOE絵本屋さん大賞2018第10位入賞)、『イヌと友だちのバイオリン』につづく感動の最終作!
思いやり溢れる優しい絵本です。
こぐまがパパのクマのために手紙を書いたのは、パパに優しく育てられていたから。
かつての仲間がクマのために世界中から集まったのは、クマに夢を叶えてもらったから。
クマが優しかったからこそ実現したコンサートですね。
過去の行いが今を決めて、今の行いが未来を形作っているようです。
日頃の行いに、気を付けようと思います。 (めむたんさん 40代・ママ 男の子20歳)
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