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宇宙までをも飲み込む大きな大きなお話
あるところに大きな大食らいの猫がおりました。はらぺこねこは、出会う人や動物を次々と飲み込み、やがて月や太陽まで飲み込んでしまいます。スズキコージさんのスケールの大きな絵も魅力的な北欧の民話です。
北欧に伝わるお話です。
お百姓さんが、飼っているねこは、びっくりするほど大きくて、どう
しようもなく大食らいなので、お百姓さんは、飼うのが嫌になって
きました。首にをくくりつけて、川に沈めてしまおうと思い、その前
にこの世のお別れの食事をさせてやろうとお粥を食べさせたの
ですが、まだまだ足りなくて、お百姓・雌牛・おかみさん・きつね・
野兎・狼・くま・結婚式の行列・お葬式一同・お月様・お日様・
ペロリですから、ばけねことなって、やぎに出合いました。
とうとうやぎに角で突き刺さって谷底の川に真っ逆さま!
”ばあん!”ねこは、破裂して破れたお腹から食べられた人間
や動物たちがそのままの姿で這い出してきたから、よかったです (押し寿司さん 70代以上・じいじ・ばあば )
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