新刊
ふしぎな はこ

ふしぎな はこ(評論社)

箱のなかにはいっているのは?!

  • かわいい
  • 盛り上がる
新刊
はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

  • かわいい
  • ギフト
  • ためしよみ
ちえくらべ 中国絵本館 (7)

ちえくらべ 中国絵本館 (7)

  • 絵本
作: 繆惟
絵: 王洪彬
訳: 野素子
出版社: 樹立社

税込価格: ¥1,870

  • ハッピー・リユース・プログラム対象作品

クリスマス配送につきまして

「ちえくらべ 中国絵本館 (7)」は現在購入できません

  • 利用できる決済方法
  • クレジットカード

  • 代金引換

  • atone翌月後払い

  • d払い

※「d払い」はスマートフォンからのみご利用いただけます。

  • Line

作品情報

発行日: 2021年06月16日
ISBN: 9784901769921

出版社のおすすめ年齢:3・4・5歳〜
22mm×30mm 32ページ

出版社からの紹介

日本でとんちばなしといえば「一休さん」が思い浮かぶと思いますが、中央アジアやトルコ、エジプトでは、とんちばなしといえば「アーファンティ」だそうです。訳者あとがきに「えらい人にだまされそうになったり、どろぼうにひどいめにあわされそうになったりしても、いつもとんちをはたらかせて、うまくきりぬけるアーファンティ」とあるように、本書でも、アーファンティは三人のちえのある男たちを得意のとんちでつぎつぎとやりこめていきます。

となりの国からちえのある三人の男たちがやってきて、王さまにちえくらべをしたいといいます。そこで王さまが白羽の矢をたてたのが、かしこいと評判のアーファンティ。ロバにのってやってきたアーファンティは、王さまをはじめ人びとが見守るなか、男たちの質問に対して、つぎつぎととんちのきいた答えをくりだします。男たちをやりこめるさまは痛快で、読者の子どもたちはアーファンティの答えに、なるほど! そうきたか! と感心するにちがいありません。
 
絵を描いているのは、新疆ウイグル自治区に住む画家のワン・ホンビン。砂漠を思わせる薄茶色を背景にして、男たちのカラフルな服、美しい装飾がほどこされた柱、そしてロバなどが描かれた絵からは、日本とはちがう異国の空気がつたわってきます。絵が物語の魅力をいっそうひきたてているといえるでしょう。

野素子さんの訳文も絶妙で、自分のことを「それがし」といい、へりくだっているようでスパッと言い切るアーファンティの口調は、口に出して読んでも、耳から聞いても楽しくなります。短い話のなかに、子どもをひきつける要素がぎゅっと詰めこまれていて、読み聞かせにもぴったりの1冊です。

ベストレビュー

人を食ったようなお話です

どことなく人を小ばかにしたようなアーファンティの姿は、一休さんのような達人とは別のキャラクターです。三人の知恵者の問に切返す姿もユーモラスに感じました。
ただ、アーファンティの答えにたじたじになるエピソードには、無理を感じました。

(ヒラP21さん 60代・その他の方 )

関連記事

この作品を見た人はこんな作品も見ています

この作品を見た人はこんなグッズを見ています

出版社おすすめ




児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

ちえくらべ 中国絵本館 (7)

みんなの声(1人)

絵本の評価(3.5

プレミアムサービス


全ページためしよみ
年齢別絵本セット