数々の感染症と闘った医学者で、2024年からの新千円札の顔! 明治18年からドイツで世界的な細菌学者コッホに師事し、破傷風の血清療法を確立。帰国後も伝染病として恐れられたペスト、結核などから国民を守るために、研究や治療とともに予防法を説き、公衆衛生の進歩にも貢献します。人びとの健康を保つことで国が豊かになることを願った「近代日本医学の父」の、今だからこそ知っておきたい生涯です。
【本書の特長】 ●まんがだから読みやすく、わかりやすい! ●すべてふりがな付きなので、小学校低学年から楽しく読める! ●Q&Aや年表など、よりくわしく知れる記事ページも充実!
【目次】 登場人物紹介 肥後の火の玉少年 軍人か政治家か? 人をすくうのが医学の道だ 恩師コッホのもとで偉業達成 カミナリおやじの伝染病研究所 病原体との闘いはつづく 9つの質問でわかる! 北里柴三郎ってこんな人 年表 北里柴三郎 もっと知りたい! 北里柴三郎
江戸時代の終わりに生まれ、国が大きく変革していく中で生きた北里柴三郎。
成長の中で、少しずつ興味が変わっていくのですが、多くのことを学び、ついには生涯の仕事になるものにたどりつく・・・
その姿はとてもエネルギッシュで、読んでいてぐいぐい引き込まれていきました。
絵柄が可愛い感じなので、年を取っていく様子がイマイチ感じられないのがマイナスですが、構成としてはポイントがしっかり押さえられていて、読みやすいです。 (hime59153さん 40代・ママ 男の子11歳)
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