3本脚のイヌ「スリー」はハンディキャップがありますが、街の中で前向きに、元気に暮らしています。そんなスリーは風の匂いに誘われて冒険にでます。郊外まで行ったスリーはある自分にとても似た女の子に出会います。そして女の子と仲良くなったスリーは.......
3本脚で前向きに、元気に暮らすイヌのお話です。翻訳は日頃から動物愛護の活動をしている俳優の神野三鈴が愛情を込めて翻訳します。イマジネイション・プラスでは『ころがれない いしっころ リッキー』『ビンキー はねを ひろげて』『トゥクパ を たべよう』に続くインクルーシヴ、ダイヴァシティの絵本です。
交通事故にでも遭ったのでしょうか。
前足を一本失った犬のお話ですが、私も実際に目にしたことがあります。
その犬は、少し歩きづらそうでしたが、とても元気に見えました。
可哀想な犬ですが、自分を悲しむよりも生きることに一所懸命なのですね。
そんな犬のスリーは、好奇心たっぷりで、前向きに生きています。
この前向きさがこの絵本の全てです。
前向きであれば、見える世界も変わってくる。
そう思えました。 (ヒラP21さん 60代・その他の方 )
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