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雪の女王にさらわれて、氷の国へつれていかれたカイをさがすため、 ゲルダは山賊の娘やトナカイに助けられ、氷の国にいきます。
小学校のおはなし会で読みました。
ディズニー映画「アナと雪の女王」がブームのうちに、原作の味わいも知ってほしかったのです。
実は、映画はほとんど原作とは異なりますし、原作はかなり長編で難解なので、
10分強のおはなし会では時間的に無理、ということで、
ちゃんとした要約版を探していたところ、この紙芝居がちょうどよかったのです。
お隣同士のカイとゲルダ。
おばあさんから雪の女王の話を聞いても信じられないのです。
ところが、実際、カイが雪の女王のそりに連れ去られ、ゲルダは必死に探しに行くのです。
山賊の娘と出会い、トナカイの助けを得ながら、雪の女王の城に向かうゲルダ。
一途なカイへの思いが伝わってきます。
ゲルダの熱い涙が感動的ですね。
昭和51年の画でやや古風ですが、さすがいわさきちひろさんの童画は
アンデルセンのおはなしの世界を素敵に描出していると思います。
子どもたちも引き込まれて聞いてくれました。
もちろん、原作もいつか読んでね、と紹介しました。 (レイラさん 40代・ママ 男の子20歳、男の子18歳)
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