むかし、地球はみずみずしく、空も、山も、海も、砂漠も、森も色にあふれていた。ところが、動物たちは色がなく、ぼんやりくすんでいた。なんとかしないと、と立ちあがった「えかきさん」。絵の具箱をあけて、あらゆる動物たちをうつくしく彩っていった。そして、最後に出会ったのは、1羽の小鳥だった。
大胆で鮮やかな色のイラストに惹かれ、手に取りました。
昔、動物たちはぼんやりくすんだ色だった。なので絵描きさんは動物たちに色や柄を描きこみます。
最後にやってきたことりには、もう色がなかったのですが……。
ラストになぜ「ナイチンゲール(よなきうぐいす)のうた」とタイトルがついたのかが分かります。
芸術的で素敵なお話でした。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子18歳、女の子15歳、男の子13歳)
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