「わんぱくだん」のけん・ひろし・くみ。仲良し3人が集まると、いつも不思議な事が起こります。今日は「こどものゆめこうえん」で、段ボール箱でバスを作って遊んでいた3人。早速乗り込んで走らせていると、あれあれ?手作りバスが本物のバスになっちゃった?!
バス停で待っていた動物たちを乗せ、バスは「はるかやま」を目指します。お客さんたちははるかやまのおおいちょうさんに、みんなで届けたいものがあるようです。満員のお客さんを乗せ、けんが運転するわんぱくバスは走り出しました。
子どもたちが体験している遊びがそのまま絵本になっている「わんぱくだん」シリーズ。たくさんのお話がありますが、どれも子どもたちの心を掴んで離しません。最新刊は秋のお話。美しく色づいたイチョウの木、落ち葉のじゅうたんで思い切り遊ぶ子どもたちの姿など、紅葉の季節の美しさ、楽しさを存分に味わえる作品です。
日常に戻ってきたあとの、「ゆめだったのかな?」「ううん、ほらこれ」と、空想の世界と現実の世界がつながるお馴染みのシーンは、いつだって心躍ります。大人も童心に帰って、わくわくすることでしょう。わんぱくだんの3人と一緒に、不思議で楽しい体験をぜひ味わってくださいね。
(出合聡美 絵本ナビライター)
公園でバスごっこに夢中になっていたわんぱくだんの3人。気づくと段ボールで作ったはずのバスが、本物のバスになっていました。そこに乗り込んできたのは、リスやウサギやキツネたち。”はるかやま”の大イチョウのところまで届け物にいきたいというのですが……。
絵本「わんぱくだんシリーズ」は、我が家の子供も小学校低学年の時によく読んでいました。
ちょっと不思議なファンタジーを感じるシリーズなのですが、毎回読み終わると、これは夢か?現実か?と思うのです(笑)。
今回は段ボールで作っていたバルが!!
たくさんの動物たちも出てきて可愛いですね。 (まゆみんみんさん 40代・ママ 女の子12歳)
|