「すうじの1に かくれているのは なあに?」
「1」という大きな数字の後ろにあるのは、あれれ、なあに……? ほんの少し見えている「いちご」が「1個」。青い数字と、赤いいちごのコントラストがかわいい、めくりしかけです。英語の「One」という表記もあります。
続いてオレンジの「2」の後ろから顔を出しているのは、「にわとり」が「2わ」。「こけこっこー!」と大きな声で読むと、思わず子どもはニコニコ。他にも「3」のサンドイッチから「10」のジュースまで、ついでに「100」も! カラフルな絵とともに、数字の意味と数え方をだんだん学び、楽しく身につけていくことができます。
あかちゃんのときは、色や形の美しさ、音のおもしろさを味わってください。少し大きくなったら当てっこ遊びも楽しいですね。英語表記などのバリエーションもあるので、シンプルながら年中・年長さんくらいまで長く読めます。
めくりしかけ絵本『おめんです』(偕成社)をはじめ、数々のしかけ絵本のシリーズがロングセラーとなっている、いしかわこうじさんの作品。“きょうだいで一緒に楽しめる数のしかけ絵本”としてもおすすめです!
(大和田佳世 絵本ナビライター)
1、2、3、4、5、 すうじの うしろに かくれているのは なあに?
1はいちごが1こ、2はにわとりが2わ、3はさんどいっちが3こ。しかけをめくると、色彩豊かな動物や乗りもの、虫、食べものが登場します。でてくるものをあてたり、美しい色や形をながめたり。面白く、美しく、長く楽しめる1冊!
赤ちゃんから楽しめて、成長していくうちに数字や数がしぜんに身につく、画期的なしかけ絵本です。
数字の形のページをめくると、おいしそうな食べ物やかわいい動物たちがこんにちは。
1歳なりたての息子が繰り返しパタパタめくります。しかも次のページに行く前にちゃんとめくったページを閉じます。数字の形になっている分、扱いやすいようです。同時に、数字の端っこが折れやすいので、少し注意が必要です。
図書館で借りたものの、息子に大ヒットしたため、書店で購入を考えています。
数字の読み方や英語表記もあり、まだまだ色んな楽しみ方ができそうです。 (ぱそがえるさん 30代・ママ 男の子1歳)
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