パンクバンドGEZANのフロントマン、マヒトゥ・ザ・ピーポーと 国内外で注目を集め続ける絵本作家、荒井良二による、初のコラボレーション絵本。
パンをぬすんだ。ひとをぶんなぐった。ひどいことばで傷つけた。 「ろうやで はんせいしなさい」 そう言い放つおまわりさんに、みんなが語ったのは? みんなをたいほした先に、待っていたのは…?
貧困、差別、孤独… 現代のさまざまな境界を揺るがし受け止める、 新たな傑作絵本がここに。
GEZANというロックバンドも、マヒトゥ・ザ・ピーポーという人も知らない自分ですが、この絵本は荒井良二さんを巻き込んだ、ロックな絵本ではないでしょうか。
どうして犯罪が起こるのでしょうか。
言葉があるから犯罪が起こるのでしょうか。
色があるから犯罪が起こるのでしょうか。
確かに言葉や色による暴力が、混乱を起こす起爆剤かも知れません。
音があるから犯罪が起こるのでしょうか。
我慢できない音が、銃爪になることもあるでしょう。
そもそも人間がいるから犯罪がおこるだなんて、確かにそうかも知れないけど、それではどうしたら良いのでしょう。
こんなことを考えたら、頭の中で理由のわからない音響が鳴り響きます。
言葉も、色も、音も、人も、みんな逮捕されて、それが球体になったのが「チキュウ」だったりするのでしょうか。
以上、まだ知らないGEZANの音楽を想像した上での感想です。
(ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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